ニッタク契約選手の活躍 by 日本リーグ・ビッグトーナメント山梨大会
2025年05月07日

4月23日から26日まで、山梨県甲府市の小瀬スポーツ公園体育館で開催された『シチズンカップ第34回日本リーグ選手権・ビッグトーナメント山梨大会』。
日本リーグ(日本卓球リーグ実業団連盟)に加盟しているチームの選手による個人戦(男女シングルス、男女ダブルス)で、今大会は5月の世界選手権ドーハ大会の代表選手や世界ランキング上位の選手などが参加し、ハイレベルな戦いが繰り広げられた。同大会は男女シングルスベスト8、男女ダブルスベスト4に入ると来年1月の全日本選手権大会の推薦出場が獲得できるなど、出場選手にとっても重要な大会になっている。
今大会で活躍したニッタクの契約選手(アドバイザリースタッフ)をピックアップし、彼らが使用する用具を紹介したい。
なお、今大会はニッタクが用具協賛として卓球台ほか備品を用意。ボールはニッタクの『3スター プレミアムクリーン』が使用された。抗ウイルス・抗菌仕様の国際公認球で、ニッタクの基準による均一なバウンドが出場選手の好プレーを演出した。
【男子編】男子シングルス2位の木造勇人、男子ダブルス優勝の郡山北斗
男子シングルスのディフェンディングチャンピオンで、2連覇を目指した木造勇人(関西卓球アカデミー)は決勝で敗れて2位。連覇こそならなかったが、持ち前の質の高い両ハンドカウンターで強豪選手を連破したプレーは他を頭ひとつリードしていた。

男子シングルス2位 木造勇人(関西卓球アカデミー)
【使用用具】
ラケット:キョウヒョウ龍5
ラバー:キョウヒョウ3国狂ブルー(フォア面)


男子ダブルスで優勝した郡山北斗(リコー)は、ペアは違うがこれで3度目の栄冠を手にするなど「ダブルスの名手」として際立っていた。郡山は新製品ラバーの『ジェネクションV2C』を両面に使用し、ドライブの威力がさらに上がっていた。

男子ダブルス優勝 郡山北斗(リコー)
【使用用具】
ラケット:アコースティックカーボンインナーG-REVISION
ラバー:ジェネクションV2C(両面)
シューズ:ムービングエアロ


【女子編】女子ダブルス優勝の出雲美空、2位の橋本帆乃香
女子ダブルスで優勝した出雲美空(レゾナック)は、フォア面の『ファスターク G-1』によるカウンタースマッシュとバック面の『ピンプルスライド』の変化球で対戦相手を翻弄した。ラケットは異質攻撃型に人気の『剛力』を使っている。
女子ダブルス優勝 出雲美空(レゾナック)

【使用用具】
ラケット:剛力
ラバー:ファスタークG-1(フォア面)、ピンプルスライド(バック面)
シューズ:ムービングエアロ



世界ランキング13位(大会時)の橋本帆乃香(デンソーポラリス)は女子ダブルスで準優勝。移籍後初の大会で入賞を果たし、今後も日本リーグなどの国内大会、WTTなどの国際大会での活躍が期待されている。橋本は長く『剛力』を使用し、ラバーはフォア面に『キョウヒョウ3国狂ブルー』、バック面に『ドナックル』を貼っている。守備範囲の広いカットと狙いすましたバックハンドは世界最高峰の技術だ。
女子ダブルス2位 橋本帆乃香(デンソーポラリス)

【使用用具】
ラケット:剛力スーパーカット
ラバー:キョウヒョウ3国狂ブルー(フォア面)、ドナックル(バック面)
シューズ:ムービングエース


