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アドバイザリースタッフ・時吉佑一氏の用具アドバイス(ラケット・ラバー編)

2026年01月20日

選手兼コーチの目線から
用具の選び方をアドバイス

全日本カデット優勝、全日本ジュニア2位、全日学2位、全日本一般ベスト8という輝かしい戦績を持ち、現在は千葉・神奈川・東京などで卓球スクールを展開している時吉佑一氏。ニッタク製品の開発にもタッチする同氏が、現在愛用しているラケット・ラバーを紹介するとともに、用具選びのポイントをアドバイスしてくれた。

ラケット:アドバンスカーボン

楽に飛ばせる軽量カーボンの
「隠れた名品」

 『アドバンスカーボン』は、2025年に登場したアウタータイプの軽量ラケットです。ニッタクラケットの中でも、かなり「飛ぶ」1本。自分の力をそれほど使わなくても楽に飛ばせるところが良いですね。

 アウターの中では扱いが難しくないので、まだパワーを出せないキッズ・ジュニア年代の選手にもオススメです。このラケットの力を利用して技術を覚えて、感覚がつかめてきたらインナータイプに移行する……というパターンもアリですね。

 『アドバンスカーボン』は、今のところあまりメジャーなラケットではないですが、「隠れた名品」です。軽くて、弾みと操作性がどちらも良いラケットを探している方には、かなりフィットすると思いますよ。

フォア・バックラバー:ジェネクション V2C

「吸いつく打球感」で
抜群に使いやすい微粘着

 ラバーは、フォア・バックとも『ジェネクション V2C』を使っています。このラバーの一番良いところは、ズバリ「バランス」です。ボールの食い込みが良いし、シートに微粘着がついているおかげで、インパクトの時にボールが「吸いついて」くれる。なおかつ反発も良くてボールが走ってくれるので、とにかく使いやすいです。
 特に頼りになるのが、バックハンド対バックハンドの打ち合いです。レベルが高くなると、ここで「ボールが落ちる」ミスが出ると致命的なのですが、『ジェネクション V2C』は全然落ちません。バックのラバーに悩んでいる人には、間違いなくオススメできます。

ラケット・ラバーは自分の
パワーとの兼ね合いで選ぼう

 私はかつて、重めの7枚合板ラケットのフォア面に『キョウヒョウ3国狂ブルー』を貼ってパワー系の卓球をしていました。今のラケットに変えた時も、最初はフォア面が『キョウヒョウ8-80』だったのですが、年齢的にベテランになってきたこともあり、もう少しラケットの総重量を軽くして、楽にプレーできるようにしたいと思い、両面『ジェネクション V2C』にシフトしました。

 そのように、ラケット・ラバーを選ぶ時は、「自分のパワーと相談」することがとても大事です。ジュニア選手でも大人の方でも、今の自分のパワーと、使うラケット・ラバーの重さや弾みなどをマッチさせるように意識するといいですよ。

時吉氏のフォア面グリップ
時吉氏のバック面グリップ

 軽量で弾むラケット『アドバンスカーボン』と、つかみの良い微粘着ラバー『ジェネクション V2C』の組み合わせは、「パワーに自信はないけれど、威力と安定性を両立させたい」という選手にうってつけなので、ぜひ試してみてください!

時吉 佑一(ときよし・ゆういち)
1985年10月10日生まれ、鹿児島県出身
東山高校→早稲田大学
Table Tennis GYM LaVIES代表
(千葉県・市川市)
神奈川・東京の卓球場3店舗経営
早稲田大学非常勤講師
女子ホープスナショナルチームコーチ
ニッタク契約選手