木造勇人、大復活!全日本選手権シングルスで7年ぶりのランク入り&ベスト8
2026年02月03日
長いトンネルを抜け、再び世界を目指す戦いへ
高校時代にはインターハイ三冠王に輝き、2019年には全日本選手権シングルスで3位と表彰台に立った木造勇人(きづくり・ゆうと=関西卓球アカデミー/ニッタク契約選手)。ところが、それ以来6年の長きにわたり、彼は全日本のランクに入れずにいた。
しかし、2026年の全日本で、ついにその長いトンネルを抜けた。初戦の2回戦をゲームオールで乗り切ると、3回戦では21年全日本チャンピオンの及川瑞基との激闘に勝利。これで勢いに乗った木造は、4回戦で前年8強の岡野俊介、5回戦で愛工大時代の後輩・中村光人、6回戦でアメリカ・メジャーリーグで活躍する笠原弘光と、並み居る強敵に相次いで快勝。
そして、極めつけは、日本代表のエース・張本智和との準々決勝だった。ラリー戦で一歩も引かなかった木造は、張本の反応の逆を突くファインショットを連発。ゲームカウント3-3とし、最終ゲームも中盤は離されながら、終盤では8-9まで追いすがり、あわや大金星の期待を会場の観客に抱かせた。
「ぼくはまだまだ世界ランキングを上げて国際大会にも積極的に出たい。世界選手権の代表に、またなれるように頑張っていきたい」。張本に惜敗したあと、そう語った木造。
きらめく才能を持つ小柄なサウスポーが、スポットライトの当たるステージに帰ってきた。今後の再ブレイクに、大いに期待したい。
【木造勇人、2026年全日本シングルス戦いの記録】
●2回戦
木造勇人 4、-10、5、-8、7 岡田 崚(イルマソフト)
●3回戦
木造勇人 -9、3、9、-8、5 及川瑞基(岡山リベッツ)
●4回戦
木造勇人 8、10、9、7 岡野俊介(朝日大)
●5回戦
木造勇人 9、7、-5、7、2 中村光人(リコー)
●6回戦
木造勇人 8、2、8、7 笠原弘光(888TABLE TENNIS)
●準々決勝
木造勇人 -4、8、10、-7、-9、8、-8 張本智和(トヨタ自動車)
